佐藤寛太が加藤雅也に掴みかかる！　「軍艦少年」予告編完成＆10-FEET・卓真の主題歌初披露

2021年10月8日 12:00

柳内大樹氏の青春ヤンキー漫画を、「劇団EXILE」の佐藤寛太主演で実写映画化する「軍艦少年」の予告編が披露された。映像には、「10-FEET」のTAKUMAが初めてソロ名義の「卓真」として手掛けた主題歌が使用されている。あわせて、メイン写真、ムビチケカードと特典ポストカードの絵柄も公開された。

本作は、長崎・軍艦島の見える街で暮らす、親子の喪失と再生を描く魂の物語。「007 スカイフォール」や「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」にも登場した軍艦島が舞台となり、世界文化遺産登録後、初めて同所で映画撮影が行われた。メガホンをとったのは、「おっさんずラブ」「あのときキスしておけば」のYuki Saito監督。

主人公・坂本海星役を佐藤、海星の父・玄海役を加藤雅也が演じるほか、海星の同級生・結役で山口まゆ、海星の友人・純役で濱田龍臣、玄海の幼なじみ・野母崎巌役で赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役で清水美沙、海星の母で玄海の妻・小百合役で大塚寧々が出演する。

予告編の冒頭では、海に浮かぶ要塞のような軍艦島が映し出される。母を失い、喧嘩に明け暮れる海星と、妻を失い酒に溺れる玄海。海星は父・玄海の胸ぐらを掴み、「ここからも逃げんのかよ！」と怒りをにじませ、壁に拳を打ち付ける。やがて、海星は母・小百合が軍艦島に大切なものを置いてきたと聞かされる。自分を見失う海星と玄海を叱咤する周囲の人々と、激しくぶつかり合う父と息子。

初披露となる卓真の書き下ろし主題歌「軍艦少年」が流れ出すと、悲しい過去から立ち上がろうとする海星と玄海の姿が映されていく。映像のラストでは、「逃げたくない、自分の心から」というテロップとともに明るい未来を見つめる海星で締め括られ、希望を感じる仕上がりとなっている。