【全米映画ランキング】「ワイスピ」最新作、コロナ禍以降最高のOP興収で首位デビュー
2021年7月1日 13:00
先週末の全米ボックスオフィスは、コロナ・パンデミックにより公開が1年以上延びた人気アクションシリーズ待望の最新作「ワイルド・スピード ジェットブレイク」がついに公開され、約7000万ドルのオープニング興収で見事首位デビューを飾った。
「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」(約4750万ドル)の記録を抜き、コロナ・パンデミック以降最高のOP興収でスタートした同作。6000万ドル以上のOP興収を出したのはコロナ禍以前の20年1月に公開された「バッドボーイズ フォー・ライフ」(約6250万ドル)以来1年半ぶり。営業を再開している北米の劇場は8割ながら、今年の独立記念日興行を前になんとかコロナ禍以前の賑わいを取り戻した格好だ。
中国などでは1カ月以上前から公開されており、先週末の北米興収を合わせると全世界興収は4億ドルを突破。全世界興収5億ドル超えとなれば、19年12月公開の「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」以来となる。
2位は前週と変わらず「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」。先週末は約620万ドルの興収で、累計は約1億3600万ドルに。前週首位から陥落したライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン主演によるアクションコメディシリーズ第2弾「Hitman's Wife's Bodyguard」は3位に。4位には実写版「ピーターラビット」の続編「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」が続いた。
コロナ禍のため昨年はなかった独立記念日興行を迎える今週は、ドリームワークス・アニメの新作「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」、人気ホラーシリーズ第5弾「The Forever Purge」などが公開される。