「ベスト・キッド」続編ドラマ「Cobra Kai」がYouTubeからNetflixに移籍
2020年7月1日 18:30
[映画.com ニュース] YouTubeの有料サービス「YouTube Premium」で配信されていた「ベスト・キッド」の続編ドラマ「Cobra Kai(原題)」が、Netflixに“移籍”することが明らかになった。
同作は、1980年代に大ヒットした青春映画「ベスト・キッド」の30年後を舞台に、かつてダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)に負けたジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)が空手道場「コブラ会」を復活させようとする物語。広告なしの有料プランYouTube Red(現在はYouTube Premiumに改名)向けのオリジナルドラマとして配信され、第1話は配信開始から1週間で2000万回再生を突破。すぐにシーズン2の制作が決定した人気作だ。
だが、YouTube Premiumがオリジナル脚本のコンテンツから撤退することを受け、制作元のソニー・ピクチャーズ・テレビジョンは別サービスとの提携を模索していた。争奪戦の末、米ストリーミング大手のNetflixが「Cobra Kai(原題)」を獲得した。
Netflixのオリジナルコンテンツを統括するブライアン・ライト氏は、「『ベスト・キッド」の魅力は時代を超越しており、『Cobra Kai(原題)』はその魅力を逃すことなく、そのまま引き継いでいます」と、同番組の魅力を説明。「ダニエルとジョニーのライバル関係は時代を超えたものであり、この番組にはたっぷりのハートと娯楽性があります。新しい世代に『Cobra Kai(原題)』を紹介するのが待ち遠しいですし、世界に対して『Cobra Kai(原題)』の新たな本拠地となれることにワクワクしています」と声明を発表している。
Netflixは年内に最新シーズンとなるシーズン3と、シーズン1と2を配信するという。