ジェームズ・マンゴールド監督&マット・デイモン「ダ・フォース」映画化で再タッグ
2020年1月27日 11:00
[映画.com ニュース] アカデミー賞で作品賞含む4部門にノミネートされている「フォードvsフェラーリ」のジェームズ・マンゴールド監督とマット・デイモンが、人気作家ドン・ウィンズロウのベストセラー小説「ダ・フォース」を映画化する新作で再タッグを組むことがわかった。
「犬の力」「ザ・カルテル」などで知られる作家ウィンズロウが2017年に出版した「ダ・フォース」は、汚職も厭わないタフな警察官たちが集まったニューヨーク市警の特捜部、通称ダ・フォースを率いるデニー・マローンを描いたクライム小説。作家スティーブン・キングが、「警察官たちを主人公にした『ゴッドファーザー』」と絶賛していることでも知られる。米20世紀スタジオが出版前の16年に原作の映画化権を獲得し、18年にマンゴールド監督がメガホンをとることが発表された。
米Deadlineによれば、デイモンは忠誠心と現実の狭間で揺れる刑事デニー・マローン役を演じ、脚本はデビッド・マメットの草稿をマンゴールド監督が「LOGAN ローガン」で組んだスコット・フランクと共同でリライトしている。リドリー・スコットのスコット・フリー・プロダクションがプロデュースする。
なお、マンゴールド監督は本作のほかに、ティモシー・シャラメが主演するボブ・ディランの伝記映画の企画も進行している。