劇場版「マジンガーZ」あしゅら男爵役声優は宮迫博之&朴ろ美!吉川晃司の主題歌付き予告も公開
2017年11月10日 06:00
[映画.com ニュース]画業50周年を迎える永井豪氏による「マジンガーZ」シリーズを劇場アニメーション化する「劇場版 マジンガーZ INFINITY」に、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之と「おかずクラブ」のオカリナとゆいPが声優として加わることがわかった。宮迫は、人気声優の朴ろ美と2人1役で敵キャラクターのあしゅら男爵を演じ、おかずクラブの2人は新キャラクターの戦うアイドルグループ“マジンガールズ”のメンバーを担当する。
1972年にスタートした「マジンガーZ」は、世界征服を目論む天才科学者Dr.ヘル率いる“機械獣”と、搭乗型のスーパーロボット・マジンガーZを操る兜甲児を中心とした“人間たち”の攻防を描いた人気シリーズ。今作ではDr.ヘルとの戦いが終結してから10年後が舞台で、科学者の道を歩み始めた兜甲児が、富士山中で巨大構造物と謎の生命体に遭遇し、再び人類の未来を託される姿を映し出す。
「アベンジャーズ」シリーズでホークアイ(ジェレミー・レナー)の吹き替えを担当するなど声優としても活躍する宮迫は、シリーズのファンだと明かし、「あしゅら男爵は、もちろん知ってました。悪役ですが大好きなキャラクターなので、その男役をやらせてもらうなんて、うれしかったです」と喜びを語る。「今までも声のお仕事はやらせていただいておりますが、(誰かと)一緒に声を合わせる、という作業が初めてで、非常に楽しくもあり、難しくもありました。(2人1役を演じた朴に)引っ張っていただきました。声をそろえる長ゼリフは『よく合ったな』と思います」とアフレコを振り返っている。
一方、「レゴバットマン ザ・ムービー」などで吹き替え声優を務めたオカリナとゆいPは「本当に(見た目が)すごいキャラクターで、ロングヘアで、ハイレグで、普段私たちでは出せないような感じで。でも、等身大でできました(笑)」(ゆいP)、「(一緒に声を)合わせるからか、難しかったです。今までも、2人で合わせるのは得意だったはずなのですが、今回は難しかったです。今回の役は『私たちらしい役だな』と思っています」(オカリナ)と語り、「誰かわからない状態で見てほしい」と声をそろえる。なお、マジンガールズのその他のメンバーには、田所あずさと伊藤美来がキャスティングされている。
本作のプロデューサーは、3人の起用理由を「今回のあしゅら男爵は、悪役の中でも、男性と女性が一対になっていて、非常に印象に残るキャラクターです。この男性パートは、憎々しく演じるだけでなく、マジンガーZと戦うために非常に力強い表現力が必要ですし、今回は女性パートの朴ろ美さんと同時収録という、非常に難易度も高い役ですので、すでに声優経験がある宮迫さんの声質・演技力がぴったりだと思っておりました」「(おかすクラブにオファーした)今回の役は、マジンガールズという女性4人組のアイドルで、クライマックスでは、彼女たちもロボットに乗り戦います。永井豪先生のキャラクターらしいセクシーでありながらも魅力的な武器を持つ、ある種の“秘密兵器”的なキャラクターです。このキャラクターの魅力とユーモアは、おかずクラブさんのもつ、グラマラスな体型と女性らしさをネタにしているユーモアに通じると思い、オファーをいたしました」と明かしている。
また、吉川晃司の書き下ろし楽曲「The Last Letter」を収録した新たな予告編も公開。無数の機械獣、Dr.ヘルが乗り込む悪のロボット・地獄大元帥に苦戦を強いられボロボロになったマジンガーZの衝撃的な姿やダイナミックなバトル、甲児を待つ弓さやかが涙を流すさまが収められ、吉川の力強くも哀切な歌声が物語をドラマティックに彩っている。
「劇場版 マジンガーZ INFINITY」は、2018年1月13日から全国公開。
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