6年連続エミー賞受賞のジュリア・ルイス=ドレイファス、乳がんを告白
2017年10月2日 11:00
[映画.com ニュース] エミー賞常連ドラマ「Veep ヴィープ」や映画「おとなの恋には嘘がある」で知られる人気コメディ女優ジュリア・ルイス=ドレイファスが、乳がんであることをインスタグラムで明らかにした。
HBOの大ヒットシリーズ「Veep ヴィープ」は9月17日(現地時間)、第69回プライムタイム・エミー賞コメディシリーズ部門で3年連続の作品賞を受賞、ルイス=ドレイファスは6年連続の主演女優賞を受賞した。米Deadlineによれば、ルイス=ドレイファスが乳がんを宣告されたのはこのエミー賞授賞式の翌日だったそう。「Veep ヴィープ」は9月上旬、シーズン7でフィナーレを迎えることが発表されたが、これはルイス=ドレイファスの病気とは関係なく下された決断であり、制作陣はシーズン7の脚本執筆を進めていくという。
56歳のルイス=ドレイファスは、インスタグラムで「女性の8人に1人が乳がんになります。そして今、私もその1人です。良い知らせは、私にはサポートし面倒を見てくれる最高の家族や友人たちがいて、素晴らしい保険があります。悪い知らせは、全ての女性がこのように幸運ではないということです。だからあらゆるがんと闘い、国民皆保険制度を実現させましょう」と告白した。これに対し、乳がん経験者である女優のクリスティーナ・アップルゲイトをはじめ、ジャド・アパトー、デブラ・メッシング、サラ・シルバーマンといったセレブたちや、「Veep ヴィープ」制作チームがルイス=ドレイファスにエールを送っている。