トビー・マグワイア、北欧ミステリーの映画化企画で監督デビュー
2017年4月12日 12:00
[映画.com ニュース] サム・ライミ版「スパイダーマン」シリーズのピーター・パーカー役で知られ、近年はプロデューサーとしても活躍しているトビー・マグワイアが、映画監督デビューを果たすことになりそうだ。Deadlineが報じている。
マグワイアの制作会社マテリアル・ピクチャーズは、映画プロデューサーとして知られるローレンズ・グレイ(「ライト/オフ」)のグレイ・マター・プロダクションズと共同で、ジョー・ネスボのミステリー「Blood on Snow」(邦題「その雪と血を」)の映画化権を獲得。マグワイアの監督デビュー作として企画開発を進めていくという。
同作は、不貞を働くボスの妻を殺すよう依頼された殺し屋オーラヴが、ターゲットの女性に恋に落ちてしまうというストーリー。原作者のネスボはノルウェーの人気ミステリー作家で、「スノーマン(原題)」の映画化がマイケル・ファスベンダー主演、トーマス・アルフレッドソン監督で進行中のほか、「ザ・サン(原題)」はジェイク・ギレンホール主演、ドゥニ・ビルヌーブ監督で映画化準備が行われている。