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「百円の恋」を生んだ松田優作賞、第2回受賞作品決まる

2016年4月14日 17:00

最終選考委員の丸山昇一、松田美由紀、黒澤満氏「百円の恋」

最終選考委員の丸山昇一、松田美由紀、黒澤満氏
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[映画.com ニュース] 優れた脚本を発掘する第2回松田優作賞の受賞作が決定し、山口県山口市在住の河村みはるさんによる「春の約束」がグランプリを受賞した。そのほか、準グランプリ作品として山田明さん(神奈川県横浜市)の「トカレフクラブ」と、市村安海さん(沖縄県南城市)の「琉球(レキオ)の翼」が選出された。

同賞は、故松田優作さんが生前こだわった「新しい可能性を持った意欲あふれる、魂がこもった映画脚本」を、優作さんの故郷・山口県から輩出することを目的に設立。2012年の第1回でグランプリを受賞した「百円の恋」(脚本:足立紳)は、14年に安藤サクラ主演、武正晴監督によって映画化され大ヒットを記録。日本アカデミー賞最優秀脚本賞や最優秀主演女優賞など、多数の映画賞を受賞した。

第2回は、昨年2月から9月末までの公募で、国内外から72作品が集まった。そこから1次選考、2次選考を経て5作品に絞られ、最終選考委員の松田美由紀(女優)、丸山昇一(脚本家)、映画プロデューサーの黒澤満氏による最終選考を経て、受賞作品を決定した。

グランプリ受賞作の「春の約束」は、妻に先立たれた夫が、妻が生前に訪れたいと願っていた福島県三春町の滝桜を訪ねるというストーリー。黒澤氏は、「妻に先立たれた夫の心情を丁寧に描いており、妻が残した『約束』とは何か? という物語の展開も面白い。福島の桜の描写も印象的で、是非映画になったものを見てみたいと思う脚本だった」と評価。執筆者の河村さんは「満開の桜のそばで受賞を伝えられました。今はただ思いが届いた嬉しさにあふれています。映像化され、作中の『桜』がたくさんの方の心で花開くことを祈ります」と喜びのコメントを寄せている。

松田は「第2回、今回もまた沢山の才能に出合いました。選ばれた作品が映画になる事を祈っています」と語り、丸山氏は総評として「今回選ばれた3作品は意欲的でオリジナリティがあり、レベルも高かった。ただし、正直、3作品ともインパクトが足りない部分もあり、物足りない印象もあった。今後、映像化も視野に入れるのならば、3人の方には更なる手直しをして精度を上げて頂き、その期待も込めて賞を贈りたい」と述べている。

松田優作賞運営委員会は近く、山口県周南市内で河村さんの記者会見を開く予定。その席上で河村さんを表彰する。

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