アクションサスペンス「X-ミッション」、ノーCG神業パフォーマンス収めた予告完成!
2015年12月4日 12:00
[映画.com ニュース]アクションサスペンス大作「X-ミッション」の予告編が、このほど完成した。エクストリームスポーツを強盗・逃走手段に取り入れた犯罪集団と、そこに潜入したFBI捜査官の姿を描いた今作。CGなしの神業アクションが収められており、見る者のアドレナリンをあふれさせる映像となっている。
パトリック・スウェイジ、キアヌ・リーブス共演の名作アクション「ハートブルー」を、「ワイルド・スピード」「デアデビル」などの撮影を務めたエリクソン・コア監督がリメイク。「ボーン・アルティメイタム」のエドガー・ラミレスが犯罪集団を率いるボーディ役、「スパイ・レジェンド」のルーク・ブレイシーが元アスリートのFBI捜査官・ユタ役を演じている。
予告編は、大金を輸送中の飛行機に潜入した男たちが、札束ブロックとともにダイブする迫力の場面からスタート。その後も、断崖絶壁から急降下するウイングスーツや、特大の波に乗るサーフィン、岩山を飛翔するモトクロスバイクなど、世界トップクラスのアスリートたちが実現した“失敗すれば即死”のパフォーマンスが映し出されている。
メガホンをとったコア監督は、いかに映画をリアルに見せられるかに心血を注ぎ、CGではなくアスリートたちによる生身のアクションを要求したという。危険な撮影が連日続いたが、「死者が毎日出なかったのが奇跡だった」「ハリウッドのトップスタントでさえ、この映画でやるようなことはできないよ」と振り返った。
さらに、今作は世界4大陸11カ国の秘境・絶景ポイントで撮影を敢行。コア監督はアスリートたちの意見を参考に撮影場所を決定することも多かったと明かし、「『どこに行ったらこの撮影はうまくできるか』ということを常に念頭におき、撮影をしたんだ。これは他の映画とは違う点なんだよ」と自信をのぞかせている。
「X-ミッション」(2D/3D)は、2016年2月20日から東京・新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国で公開。