「吸血鬼ノスフェラトゥ」F・W・ムルナウ監督の墓から頭蓋骨が持ち去られる
2015年7月21日 08:45
[映画.com ニュース] 「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)で知られるドイツ人監督F・W・ムルナウの墓が暴かれ、頭蓋骨が盗まれる事件があったと独メディアが報じた。ムルナウ監督は1931年に死去している。
ムルナウ監督の墓はベルリン近郊シュターンスドルフの墓地にあるが、7月14日、何者かが金属製の棺に納められた同監督の遺体のうち、頭蓋骨を持ち去ったという。独シュピーゲル誌によれば、現場には蝋(ろう)状の物質が残されており、何らかのオカルト儀式のために盗まれた可能性もあるようだ。
墓地の関係者によれば、過去にもムルナウ監督の墓が荒らされる事件が発生しており、保護用の壁の建設を検討していたところだという。