西島秀俊、松嶋菜々子と夫婦役!戦時中に思い馳せ「深く感じながら演じていきたい」
2015年7月13日 18:30
[映画.com ニュース]俳優の西島秀俊が、TBSテレビ60周年特別企画2夜連続スペシャルドラマ「レッドクロス 女たちの赤紙」で、主演の松嶋菜々子と夫婦役を演じることが決定した。
同作は、第2次世界大戦中に男たちと肩を並べて働いた従軍看護婦たちを、大ヒットドラマ「半沢直樹」のプロデューサー・伊與田英徳と演出・福澤克雄が描く。約3万5000人が戦地に赴き、1120人が殉職したといわれる看護婦たちが、逆境にあっても生きることの尊さを信じ続けた姿に迫る。
西島が扮するのは、松嶋演じる天野希代と満州開拓団村で出会い、後に夫となる中川亘。松嶋との共演に「希代という強い意志を持った女性の夫役を演じられることを嬉しく思います」と喜びのコメントを寄せている。また、満州事変から第2次世界大戦、朝鮮戦争時代を描く今作への出演に、「当時どういった思いをもって大陸での生活を選んだのか、またそこで起こったであろう様々な苦労や喜びなどを、深く感じながら演じていきたいと思います」と真摯な思いを語っている。
ほかに、希代と亘の息子・中川博人役に、福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督の長男で俳優の工藤阿須加、勤務先の佳木斯(チャムス)陸軍病院で希代と対立する大竹英世役に笑福亭鶴瓶が決定した。鶴瓶と福澤監督は「私は貝になりたい」以来のタッグとなる。
TBSテレビ60周年特別企画「レッドクロス 女たちの赤紙」は、8月1~2日に同局で放送。