北米全人口の32%が1年に1度も映画館へ行かず 3D作品のブーム終焉も明確に
2015年3月14日 23:15
[映画.com ニュース] アメリカ映画協会(MPAA)が映画消費動向に関する2014年調査を発表したと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
世界興行収入全体では、中国などアジア市場の好調もあって364億ドルと前年の359億ドルから増加したものの、アメリカとカナダの北米市場は104億ドルと前年対比で5%減。またチケットの売り上げ枚数は12億7000枚で、過去19年で最低となっている。MPAAの調査によれば、北米の全人口のうち1年間で1度も映画館に行かない人が32%にのぼるという。
一方、頻繁に映画館に足を運ぶのは全体の11%で、チケット総売り上げの51%を占める層だという。特に映画館から足が遠のいているのは、25歳から39歳の観客層で、12年には990万枚、13年には820万枚のチケットを購入していたが、昨年は710万枚に激減。40歳から59歳、60歳以上の観客による売り上げは増えていることから、興行サイドは若年層の取り込みが必須だ。
なお、調査結果は3D映画のブームが去ったことを明確に示している。10年には観客の52%が少なくとも1作品の3D映画を鑑賞していたが、14年は過去最高となる47作品の3D映画が劇場公開されたのにもかかわらず、27%に落ち込んでいる。
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