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最新作「ベイマックス」、完成直後のディズニー・アニメーション・スタジオを直撃取材

2014年11月25日 09:00

取材に応じたドン・ホール&クリス・ウィリアムズの 監督コンビ、プロデューサーのロイ・コンリ「ベイマックス」

取材に応じたドン・ホール&クリス・ウィリアムズの
監督コンビ、プロデューサーのロイ・コンリ
撮影:Kaori Suzuki
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[映画.com ニュース] 「アナと雪の女王」の世界的な大ヒットが記録に新しいウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが、最新作「ベイマックス」を発表した。すでに全米ボックスオフィスで首位デビューを飾り、日本公開が待たれる本作。映画.comは10月上旬、米ロサンゼルスの同スタジオで取材を敢行。出迎えてくれたドン・ホールクリス・ウィリアムズの監督コンビ、プロデューサーのロイ・コンリからは「実は昨日、映画本編が完成したばかりなんだよ」と喜びの第一声が飛び出した。(取材・文/内田涼)

「ハッピーであり、ホッとしている。そして興奮もしているし、さみしさも感じるよ。映画づくりはいつもそうなんだ。いつかは育てた作品を世に送り出さないといけない」と語るのはホール監督。コンビを組んだウィリアムズ監督も「確かにそうだね。僕らは作品を育てながら、一緒に成長した。今は子どもを大学に送り出す親の気持ちだよ。『ベイマックス』という作品が、世界中でエモーショナルな旅を体験してくれればうれしいよ」と目を細める。

そんな作品づくりを大切にするフィルムメーカーたちの思いは、映画の重要なキャラクターである“ケア・ロボット”のベイマックスに息づいている。“彼”は自分の開発者であり、謎の死をとげたタダシの弟・ヒロを献身的に守ろうと大きなフワフワした体で奮闘する。一方、ヒロは亡き兄に勝るとも劣らない天才少年だが、その才能を持て余し、将来に漠然とした不安を抱える存在だ。「思春期を迎えたら、誰もがぶつかる悩みだよね。この映画の根底には、一度きりの人生でいかに自分のポテンシャルを発揮するかというテーマが流れているんだ。その答えは誰も教えてくれない。常に自問しなければいけないことなんだ」(ウィリアムズ監督)。

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオもまた、ジョン・ラセターがチーフ・クリエイティブオフィサーに就いて以来、そのポテンシャルを最大限に発揮し、近年、高いクオリティと興行的な成功を両立させた秀作を連発している。「塔の上のラプンツェル」(2010)、「シュガー・ラッシュ」(12)、そして「アナ雪」と“新たな黄金期”の礎となる作品で手腕を振るったコンリ氏は、魔法に隠された秘密をこう明かす。

「優れた映画を生み出すために必要なのは、スタッフ同士が互いに心を開ける信頼関係。加えて、活発に意見を交わす勇気が大切だね。どんなドラマにおいても、大切なのは登場人物の人間的な変化や成長……私たちはそれを“キャラクター・アーク”と呼んでいるけど、それは製作現場も同じこと。作品づくりを通して、チームが結束していく過程は、プロデューサーとしても誇らしいことだよ」(コンリ氏)。

この言葉に、監督コンビも大いにうなずく。「映画は監督が抱くビジョンから生まれる。ただ、それを花咲かせるためには、周りのみんなをインスパイアしなければいけない。現場のスタッフ、ジョン(・ラセター)を含めたスタジオ全体、そして願わくは世界中のファンをね」(ホール監督)、「ジョンが来て大きく変わったのは、ストーリー作りへの取り組み方だと思う。実際、ストーリー構築にはさまざまな協力を得ながら、数年をかけている。一方で、最終的な決定権は僕ら監督に与えられているから、個性が打ち消される心配はないんだ」(ウィリアムズ監督)。

スタジオが一丸となって練り上げたストーリーと、それを通して成長する個性豊かなキャラクター。大切な存在の喪失と、新たな出会いがもたらす再生という普遍的なテーマを描いた「ベイマックス」は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの本領が発揮された感動作として、日本のファンにも大いに受け入れられるはずだ。「ベイマックス」は12月20日から公開される。

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