「風立ちぬ」の影響でゴールデングローブ賞がルール改正
2014年8月8日 11:50
[映画.com ニュース] ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)が、アニメーション部門のルール改正を行った。
これまではアメリカ国内で公開されていない外国のアニメ映画は選考対象外だったが、今後は製作国で上映されていれば条件を満たすことになる。ルール改正のきっかけとなったのは、宮崎駿監督の「風立ちぬ」だ。
同作は審査時期に全米公開されていなかったため、アニメーション部門の対象とならず、外国語映画賞のみのノミネートとなった経緯がある。今後は外国語映画賞部門の対象は実写映画のみとなり、アニメ映画は選考外となる。
なお、第72回ゴールデングローブ賞のノミネート発表は12月11日、授賞式は2015年1月11日(いずれも現地時間)。