SKE48・松井玲奈が映画初主演で遠藤憲一と共演 ロードムービー「gift」愛知限定公開
2014年5月4日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優の遠藤憲一と「SKE48」の松井玲奈が、孤独を抱えた男女の旅を描いたロードムービー「gift」で主演を務めていることがわかった。松井にとってはこれが銀幕デビューで、映画初主演作となる。
演技派男優として幅広く活躍し、その深みのある声でナレーションでも引く手あまたの遠藤と、48グループの中でも抜群の人気・実力・知名度を誇り、公式ライバルグループ「乃木坂46」との兼任活動も話題になっているトップアイドルの松井という異色の組み合わせが実現した。一代で財を成したものの、傍若無人で偏屈な性格から周囲にうとまれている会社社長・篠崎善三(遠藤)と、肉親の愛を得られず、過去のある事件から唯一の家族である弟にも拒絶され、排他的な生活を送っているキャバクラ嬢の山根沙織(松井)が、かけがえのない人に特別な贈り物を届けるための旅を描く。
物語は、自分の身勝手で妻と娘を捨てた過去にさいなまれる篠崎が、娘への贈り物を届けるための旅に「お前の100時間を100万円で買ってやる」と言って沙織を誘うことから始まる。ホストに騙されて借金を抱えていた沙織は、篠崎の申し出を受けて旅に同行することになる。
ロードムービーは好きだが、なかなか作品にめぐり合えなかったという遠藤は「やっとやれるな! と思いました」と意気込んだ。撮影時は天候が安定せず、雨や雪にも悩まされたそうだが、「玲奈ちゃんと心が通じ合うシーンは夕陽が素晴らしく天候が味方をしてくれました」と述懐。共演の松井については「瞬間で感情が作れる天才肌だと思います。素直にまっすぐ感情を表現していて、いい女優さんだと感じました」と称えている。
NHKの「放送博物館危機一髪」や名古屋テレビ50周年のスペシャルドラマ「名古屋行き最終列車」などに出演し、女優としての経験を培ってきた松井は、「初めての映画ということでとても嬉しかったのが一番です。台本を読んだ時は感情移入して涙がでました。たくさんの場所に行くことができてとても楽しかったです。ほとんどの日が雨や雪だったのが、この撮影での一番の思い出です」と現在の心境を告白。ベテラン実力派の遠藤との共演も「実際に演技を一緒にさせていただけることでとても勉強になりました。教えていただけることもあってとても嬉しかったです」と糧になったようだ。映画については「年の違う2人の男女がすれ違いながら絆を深めていくその過程を一緒に一喜一憂していただければと思います」と話している。
監督は本作がデビュー作となる宮岡太郎が務めた。6月14日から、松井の所属する「SKE48」が拠点とする名古屋市にある中川コロナワールドほか、愛知県内のコロナワールド(中川、小牧、安城、半田、春日井、豊川)で公開される。
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