「スパイダーマン」スピンオフ企画の監督は「ワールド・ウォーZ」に決定?
2014年4月10日 12:40
[映画.com ニュース]「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのスピンオフとして企画されている「シニスター・シックス(原題)」の監督が、ドリュー・ゴダードに決定しそうだとDeadlineが報じた。
昨年末、ソニー・ピクチャーズは「スパイダーマン」に登場する悪役を主人公にした「ヴェノム(原題)」と「シニスター・シックス(原題)」という2本のスピンオフ映画を製作すると発表した。「ヴェノム(原題)」は、エイリアンが寄生したコスチュームを着たスパイダーマンの敵を主人公にした作品で、「スター・トレック」や「トランスフォーマー」シリーズなどを手がける人気脚本家アレックス・カーツマンが脚本・監督を手がけることが決まっている。
「シニスター・シックス(原題)」の題材は、スパイダーマンの宿敵たちが結集した犯罪組織についてで、これまで脚本家でもあるゴダードが準備を進めてきた。ソニーは現在、ゴダードと監督交渉の最終段階に入っているという。
ゴダードはテレビドラマ出身の人気脚本家で、「バフィー 恋する十字架」でジョス・ウェドン、「エイリアス」「LOST」でJ・J・エイブラムスのもとで働いた経験がある。エイブラムスがプロデューサーとして参加した「クローバーフィールド HAKAISHA」や、「LOST」の制作総指揮を務めたデイモン・リンデロフと共同で「ワールド・ウォーZ」の脚本を執筆。また、ウェドンが脚本を担当した「キャビン」で監督デビューを飾っている。