「オールド・ボーイ」予告でジョシュ・ブローリンがハンマーバトル
2014年3月30日 13:25
[映画.com ニュース] スパイク・リー監督、ジョシュ・ブローリンのタッグで人気漫画を再映画化する「オールド・ボーイ」が、6月28日に劇場公開されることが決定し、このほど予告編が公開された。髪を丸刈りにし冷徹な視線を浮かべたブローリンが、ハンマーを大きく振りかざし、本作を象徴する強烈な場面に挑んでいる。
原作は、1996~98年に漫画雑誌「漫画アクション」で連載された土屋ガロン氏、嶺岸信明氏による「ルーズ戦記 オールドボーイ」。本作は、パク・チャヌク監督がチェ・ミンシクを主演に迎え、壮絶な復しゅう劇として描いた韓国版「オールド・ボーイ(2003)」のテーマとドラマを受け継ぎながら、原作とも韓国版とも異なる結末を用意した。
9・11同時多発テロ、イラク戦争、バラク・オバマ大統領誕生と激動時代を迎えた1993~2013年。理由もわからぬまま監禁生活を強いられ、監禁中に妻殺しの汚名を着せられた男ジョー。20年後突如解放されたジョーは、自分を陥れた冷酷な男への復しゅうに突き進んでいく。
ブローリンは10日で13キロ増量、2日半で10キロ減量と過酷な肉体改造に挑んでおり、極限状況に置かれた男の狂気を生々しく体現。スタイリッシュな映像が展開する予告編は、ブローリンが大勢の男を相手にハンマーで殴りかかり、鬼気迫る表情でサミュエル・L・ジャクソンを追い詰める場面を見ることができる。
「オールド・ボーイ」は、6月28日から全国で公開。