マイケル・ベイ監督、香港でエアコン男に襲われる

Photo by Jason Merritt/WireImage

［映画.com ニュース］　シリーズ第4作「トランスフォーマー　ロストエイジ」を撮影中のマイケル・ベイ監督が10月17日、ロケ地である香港で襲撃されるという騒動があった。

米パラマウント・ピクチャーズの広報担当者によれば、薬物の影響下にあると思われる男が撮影現場に現れ、エアコンを振り上げてベイ監督の顔面に殴りかかった。幸い、ベイ監督は素早く身をかわし、男からエアコンを奪い取ったため、大事には至らなかったという。男と、その仲間の計4人が警察に逮捕されたそうだ。

この事件について当初、10万香港ドルの支払いを求める2人組の兄弟から襲撃され、ベイ監督が負傷したと報じられたが、パラマウントはこれを否定。ベイ監督にケガはなく、キャストもスタッフも無事だと語っている。

ベイ監督のブログによると、男たちが撮影の迷惑料として法外な金額を要求してきたためそれを断ると、1時間後に襲撃してきたそうだ。エアコンで襲いかかってきた男は、ベイ監督に突き飛ばされた後、7人のセキュリティと格闘し、うち1人が履いていたナイキ・エアマックスに噛み付いたとのこと。ベイ監督は、男の様子をブラッド・ピット主演「ワールド・ウォーZ」のゾンビのようだったと明かしている。

「トランスフォーマー　ロストエイジ」は、マーク・ウォールバーグ、スタンリー・トゥッチ、ケルシー・グラマー、ニコラ・ペルツ、ソフィア・マイルズ、ジャック・レイナーが出演。2014年6月27日から全米公開される。