永瀬正敏&工藤夕貴が共演!横浜聡子監督「りんごのうかの少女」12月7日公開
2013年9月13日 21:00
[映画.com ニュース] 「ジャーマン+雨」「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督最新作「りんごのうかの少女」が、12月7日から渋谷ユーロスペースでレイトショー上映される。
同作は、青森県出身の横浜監督がオール津軽ロケ&オール津軽弁で描く、少女の思春期と壊れかけた家族の物語で、上映時間42分の中編。主演は、青森のダンス&ボーカルユニット「りんご娘」のメンバー・ときが務めた。「りんご娘」は、2000年7月に弘前市で結成されたボランティア集団「弘前アクターズスクールプロジェクト」から誕生し、音楽・芸能活動を通した地方からの情報発信と、地元青森の活性化などを目標に活動。地方アイドルのトップランナーとして、青森で大きな人気を誇っている。
さらに、永瀬正敏(友情出演)と工藤夕貴(友情出演)が「ミステリー・トレイン」(89年)以来の共演を果たした。そのほか、永澤一哉、黒滝颯一郎、佐々木(アルプスおとめ)、ギャレス・バーンズが出演。
同作の主人公は、岩木山の麓でりんご農園を営む三上一家。14歳のりん子(とき)は、仲の悪い母(工藤)と祖母、仕事もせずに酒ばかり飲んでいる父(永瀬)に嫌気がさし、学校にも行かず家出を繰り返している。家出の軍資金が底をつき、久々に家へ戻ったりん子が出会ったのは、亡くなった父の遺影と、父がりん子の誕生日プレゼントにと連れてきた “馬” だった。
ロンドン・レインダンス映画祭、ソウル国際女性映画祭正式出品作品。(文化通信)
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