元AKB48秋元才加、卒業後の初仕事は日本語吹き替え！目標は樹木希林

［映画.com ニュース］　元AKB48の秋元才加がこのほど、鬼才ハーモニー・コリン監督作「スプリング・ブレイカーズ」ブルーレイ＆DVDの日本語吹き替えに挑戦し、都内のスタジオで公開アフレコを行った。秋元は、「卒業発表後はアイドルだった秋元才加を振り返ると同時に、集大成を見せる半年間だった。思う存分楽しめたので悔いはない」と決意を新たにし、今後は「樹木希林さんのような生き方もロックで振り幅のある女優さんを目指したい」と抱負を語った。

「KIDS」「Ken Park」「ミスター・ロンリー」などで知られるコリン監督が、ドラッグやセックス漬けの毎日で春休みを謳歌する女子大生4人組の過激な青春を描いたクライムドラマ。セレーナ・ゴメス、バネッサ・ハジェンズ、アシュリー・ベンソン、レイチェル・コリンといった人気若手女優が主演を務め、ジェームズ・フランコが麻薬ディーラー役を怪演した。

映画の吹き替えに初挑戦した秋元は、「先日卒業し、こうして新たな一歩に挑戦できることをうれしく思う。声だけで演じるのは難しいけれど、色々なことを勉強させていただきたい」と意欲満々。ゴメス演じるフェイス役を担当し、「なかなか一歩を踏み出せない内気な女の子だけど、変わりたいという気持ちは強い。私も見た目はグイグイ行くタイプだと思われているけど、興味あるけど行動に移すのが怖い時もあるので、共感できる部分もあった」と自身と重ね合わせていた。

また、「『ワンクリックで人生を止めたい。そうしたらみんなと永遠に一緒にいられるのに』というセリフがある。私も東京ドームの卒業セレモニーで、会場のキレイな風景とみんなといる瞬間がとても幸せだったので、初めて時間が止まったらいいのにと思った」と感慨深げ。グループ卒業と同時に恋愛も解禁となったが、「『恋愛解禁になりました！』といって恋愛できるものじゃないので、今はまずお仕事を軌道に乗せて頑張りたい」と先を見据えていた。

「スプリング・ブレイカーズ」のブルーレイ＆DVDは、11月22日よりリリース開始。