「悪夢ちゃん」映画化決定!北川景子「ビックリしたし、うれしかった!」
2013年7月15日 05:00

[映画.com ニュース] 北川景子が主演し、小中学生から圧倒的な支持を得たドラマ「悪夢ちゃん」が映画化されることがわかった。北川は「続編をやりたいという思いはあって、他のキャストの方とも『スペシャルドラマになったらいいね』という話はしていたのですが、まさか映画になるとは想像していなかったのでビックリしましたし、うれしかったです!」と喜びの声を発表した。
昨年10月から日本テレビ土曜9時枠で放送された「悪夢ちゃん」は、恩田陸氏の小説「夢違」を原案に、謎に満ちた奥深い夢の世界をテーマにしたSF学園ファンタジー。他人の無意識とつながり、その人に降りかかる未来の災難を予知夢として見てしまう能力を持つ少女“悪夢ちゃん”と、その悪夢を読み解くことのできる担任教師・武戸井彩未が、次々と巻き起こる事件を解決する姿を描いた。
思春期に差し掛かる子どもと親の関係、複雑化する子ども同士の関係といったリアルな問題を盛り込み、大人も楽しめるエンタテインメントとして業界内で高く評価された同作。平均視聴率は11.5%ながら、ドラマ終了後には視聴者から続編を希望する熱烈なラブコールが殺到したという。
北川は、明るく優しい理想的な表の顔と、自己中心的で腹黒い裏の顔を使い分ける教師という破天荒なキャラクターを熱演した。主演作の続編は初となるそうで、「自分にとって転機になった作品でもあり、役柄だと思っています」。悪夢ちゃん役の木村真那月ちゃんとのコンビネーションも健在で、「連続ドラマのときからのファンの方はもちろん、映画からのお客さまも楽しんでいただけるものにしたいと思っています。ドラマもそうでしたが、楽しく前向きな気持ちになれる作品なので、映画でもすがすがしい気持ちになってもらいたいです」と意気込んでいる。
一方の真那月ちゃんも、「『悪夢ちゃん』の続きをやりたいと思っていたので、それがかなってとてもうれしいです!」と喜んでいる。さらに、「今回の結衣子(悪夢ちゃん)は少し成長して、今までの結衣子が言ったことのないようなセリフが出てきます。映画の撮影では、北川さんに『身長が伸びたね』と言われました(笑)。私も彩未先生との距離が近くなってビックリしました(笑)。撮影は暑くて大変なんですけど、そんなことを忘れちゃうくらい楽しいです」とコメントを寄せた。
レギュラーキャストであるGACKT、優香、小日向文世の出演も発表された映画は、彩未が担任する6年2組に完司という転校生がやってくる。児童たちは「完司を夢で見たことがある」と騒ぎ出す。結衣子もまた、完司に酷似した少年夢王子が出てくる悪夢を見ていたが、彩未にも内容を隠そうとする。結衣子は夢の中で、少年夢王子に恋をしていた。今作には佐藤隆太と本上まなみがキーパーソン役で出演するほか、完司役に旬のゲストが用意されているという。佐久間紀佳監督がメガホンをとり、大森寿美男が脚本を担当。7月1日にクランクインした撮影は都内近郊で行われ、8月中旬に撮了予定だ。
「悪夢ちゃん The 夢ovie」は、2014年に全国で公開。
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