ウエンツ瑛士、平愛梨の天然ぶりにすかさずツッコミ
2013年3月22日 20:00
[映画.com ニュース] 3Dアドベンチャー大作「ジャックと天空の巨人」が3月22日、全国571スクリーンで封切られ、日本語吹き替え版の声優を担当したウエンツ瑛士、平愛梨が109シネマズ川崎で行われた初日舞台挨拶に出席した。
童話「ジャックと豆の木」の世界観を題材に、「X-メン」のブライアン・シンガー監督が禁断の扉を開けてしまった人間と巨人のし烈な戦いを描く。ニコラス・ホルトが扮する主人公ジャックの声を担当したウエンツは、(ジャックがイザベルを助ける豆の木の場面では)眼下を見下ろして景色を楽しむのは、いつの時代でも変わらないんだろうな。それを豆の木で実現させるのはロマンチック」とニッコリ。王女イザベル役で声優に初挑戦した平は、「3Dで見ると巨人が目の前にいて口の中ものぞけたし、怖くて目が見れませんでした。環境的にも親の言うところには絶対だみたいなものが似ていたので、アフレコは気づいたら終わっている感じだった」と振り返った。
「豆の木」にちなみ、個性的なグリーンのタキシードに身を包んだウエンツは「実際めちゃめちゃ恥ずかしいです。緑を着ることはなかなかないので」と照れ笑い。平から「緑を着こなせるのはファンタジー(ウエンツ)しかいない!」と独特のあだ名で呼ばれると、「みんなわからないから!」とすかさずツッコミを入れていた。一方の平は、ビビッドなイエローのワンピースで登場。「大工の『工』を意識して豆っぽさ、イヤリングは草っぽさを意識した」と天然ぶりを炸裂させる平に、ウエンツも「『ジャックと豆の木』だけど……もうちょっとキレイな言い方ないの(笑)」とタジタジだった。
この日、340人のファンが会場に詰めかけ、ふたりに質問を投げかけた。大勢のファンを前にしたウエンツは、「無事に初日を迎えられ、こういう大きな作品に携われたことをすごくうれしく思っています。自分の実力もつきますし、春休みに子どもやお友だちと楽しめる作品だ思うので、これから長いこと愛してもらいたい」と笑顔でアピールした。