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山崎樹一郎監督、次回作も舞台は岡山 題材は一揆

2013年3月1日 13:30

トークイベントを行った山崎樹一郎監督(右)と木村文洋監督(中)「ひかりのおと」

トークイベントを行った山崎樹一郎監督(右)と木村文洋監督(中)
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[映画.com ニュース] 岡山でトマト農家を営みながら映画製作を行う山崎樹一郎監督の長編デビュー作「ひかりのおと」の公開を記念し2月28日、山崎監督が「へばの」「愛のゆくえ(仮)」の木村文洋監督を迎えてトークイベントを行った。

ミュージシャン志望の青年が、父のケガをきっかけに故郷・岡山へ戻り家業である酪農を手伝うことになるが、捨てられない夢や厳しい経済状況、恋愛など、さまざまな悩みを抱え葛藤する姿を描く。第24回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門、第41回ロッテルダム国際映画祭 Bright Future部門などに出品され、高い評価を得た。

山崎監督と木村監督は京都で過ごした学生時代からの友人で、「木村とは20歳の頃からの知り合い。この映画でもスタッフとして参加してくれた」と紹介。青森の六ヶ所村核燃料再処理工場の問題を描いた「へばの」で注目を浴びた木村監督は、「山崎さんは当時ものすごく怖かった。初対面の飲みの席で泣かされたことが印象的」と緊張気味。そして、「京都のアングラの木屋町を舞台に一緒に映画を撮ろうと話していたことがあったけど、山崎さんは『脚本がその土地に負けている時点でダメ。地場に脚本が追いついていないから撮らない』と言っていた。それが山崎さんが京都で9年間映画を作らなかった理由かなと思う。そして今回、ついに土地にきっ抗するものを撮れたということをひしひしと感じた」と感慨深げだった。

木村監督は岡山・真庭での撮影に参加したが、「僕は青森出身だけど、雪の寒さと中国地方のごつい寒さは違う。正直なところ2年目の撮影は行きたくなかったけど、謀反と言われるから遅れて行った(笑)。薄れゆく意識の中で牛を見ながら、こんなに強い生き物がいるんだって実感していた」としみじみ。すると山崎監督が、「木村は(酪農)素人なのに牛を演出しようとしていた」と明かし、笑いを誘っていた。

今後も岡山に映画製作の拠点を据えていく山崎監督は、「農業をするということは、ゼロからどうやって食べ物を作るかということ。それを知れば死ななくてもいいという漠然とした確信があった」と語る。次回作も岡山が舞台で、「280年前に実際に真庭で起きた『山中一揆』を題材に、自主映画で時代劇をやろうと本気で思っている。『ひかりのおと』よりもさらにたくさんの地域の人たちとどこまでつながっていけるか楽しみ。一揆を作りながら、一揆を起こせたら」と意気込んでいた。

ひかりのおと」は、3月1日までオーディトリウム渋谷で公開。

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