新星chay、おさがり着こなし80's熱唱「きゃりーと系統違う」アピール

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［映画.com ニュース］　昨年10月にシングル「はじめての気持ち」でCDデビューした女性シンガーのchay（チャイ）が1月9日、初のアルバム「makeup 80's」（23日発売）の発表会見を所属レコード会社のワーナーミュージック・ジャパン本社（東京都港区）で行った。松田聖子、山下達郎、竹内まりやらの80年代楽曲をカバーしたアルバムから3曲を披露。所属事務所社長のおさがりだというイエローのワンピースを着こなし、ファッションセンスの高さでも魅了。「きゃりーぱみゅぱみゅさんのファッションも素敵であこがれるけれど、系統が違うかな」と、はにかんだ。

22歳の新星歌姫。両親の影響で幼いころから80年代の音楽に親しんできた。アルバム「makeup 80's」では、松田の「Rock'n Rouge」、山下の「高気圧ガール」、竹内の「不思議なピーチパイ」をはじめ、ヴィーナス「キッスは目にして ぽお！」、EPO「う・ふ・ふ・ふ」、中原めいこ「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」、アン・ルイス「WOMAN」をカバーした。

「偉大な曲ばかりで受け入れてもらえるか心配もあったけれど、自分らしくありのままで歌いました」と話し、センシティブと評価される魅惑の歌声で往年の名曲を歌い上げた。特にお気に入りは配信リリースもされた「君たちキウイ～」だと明かした。また、大先輩の山下に挨拶もしたといい「歴史上の人のような感じでいたから、ワー！っとなっちゃいました。頑張ってと言っていただいた」と報告した。シンディ・ローパーがあこがれで、「80年代の洋楽カバーもできたらうれしい」と話した。

その歌声に加え、キュートな容姿を兼ね備えた“ポッププリンセス”。オシャレの話になると「ファッションは大好き。衣装は自分で持ってきたり、なんだったら作ってしまうほど」と冗舌。奇抜なファッションで知られる原宿系のきゃりーとは異なり「ガーリーなものやキラキラしたものが好きなんです」と話した。

現役女子大生で、今春に卒業を控える。「（ドラマの）『オレンジデイズ』にあこがれて入学したのに、実際のキャンパスライフは全然違って……」と苦笑いも、無事単位を取得し、残すは卒論提出だけ。卒論のテーマは「CDジャケットとミュージックビデオのアート性について」だという。

路上ライブからキャリアをスタートさせ、オーディションを多数受けた末につかんだCDデビュー。それでも「デビューは通過点。日本武道館公演が夢です」。まず2013年について「chayという存在を確立させたくさんの人に知ってもらいたい。今年中に武道館？ 頑張ります」と意気込んでいた。アルバム「makeup 80's」は、iTunes Storeでは750円で先行配信中。収録曲「WOMAN」は、日本テレビ系1月25日夜放送のスペシャルドラマ「リバース～警視庁捜査一課チームZ～」の主題歌になる。（映画.com×文化通信.com）

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