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水谷豊、韓国ハプチョンで感無量の「少年H」クランクアップ

2012年7月5日 05:00

満面の笑みでクランクアップした水谷豊「少年H」

満面の笑みでクランクアップした水谷豊
(C)2013「少年H」製作委員会
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[映画.com ニュース] 俳優の水谷豊がこのほど、韓国・ハプチョン映像テーマパークで行われた主演映画「少年H」の撮影に臨み、クランクアップを迎えた。メガホンをとる降旗康男監督とは、ドラマ「赤い激流」以来約35年ぶりのタッグとなったが「ずっと豊かな気持ちでいられました。毎日が遠足のようでした。毎日、監督の最初のひと言を楽しみにしていました」と笑顔で振り返った。

妹尾河童氏のベストセラー小説を映画化する今作は、水谷、伊藤蘭夫妻が「事件記者チャボ!」以来28年ぶりに共演することでも大きな話題を呼んだ。第二次世界大戦前後の兵庫・神戸を舞台に、H(エッチ)と呼ばれ好奇心と正義感が人一倍旺盛な少年・妹尾肇と家族の物語。映画では肇ではなく、水谷扮する洋服屋の父親・盛夫の視点で描かれる。

韓国映画「ブラザーフッド」やドラマ「エデンの東」の撮影が行われたハプチョン映像テーマパークには、日本からの撮影スタッフに加え韓国人スタッフ約40人が結集。映画の冒頭でタイトルバックにもなる戦前の神戸・旧外国人居留地、空襲後の焼け野原と化した神戸という全く異なる2つのシーンが、1日限定で大規模な撮影が行われた。

水谷は、2日間にわたりセットを燃やして再現された、空襲で変わり果てた神戸をぼう然と歩くシーンがラストカット。「撮影が終わってしまったさびしい気持ちと、作品が完成するのが楽しみな気持ちを同時に味わっています」と手ごたえのほどをうかがわせた。息子・肇役の吉岡竜輝くんからは、「いつもオヤジギャグを言ってくれる楽しいお父ちゃんでした」と暴露され、照れ笑いを浮かべるひと幕もみられた。

降旗監督は、「韓国ロケはひとつの山場でした。映画というものはしんどいことを求めていくものなので、全ての撮影が印象深いです」と述懐。そして、「映画になるのはこれから。2カ月の撮影は、楽しい仕事でした。若いスタッフたちにも、ただただお礼を言いたいです」とコメントを寄せた。

少年H」は、2013年夏に全国で公開。

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