「紙兎ロペ」監督が完成披露で篠田麻里子を絶賛!
2012年5月5日 20:25

[映画.com ニュース] シネコンの幕間上映に端を発し、DVD累計売上3万枚、YouTube再生300万回超えの人気を誇るショートアニメが「映画『紙兎ロペ』 つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」として映画化され5月5日、神奈川・TOHOシネマズ川崎で完成披露試写会が行なわれ、内山勇二監督と青池良輔監督が舞台挨拶に登場し、声優としても参加しているジョージ・ウィリアムズがMCを務めた。
監督とキャラクター・デザインを担当する内山監督が、「もともと2分のショートアニメを80分の長編にするなんて、単純に40倍じゃないですか」という不安を明かしながら「どうなるのかというワクワク感がありました」と製作当初の心境を振り返ると、「2分のネタを40本作ればいいんじゃね? と思っていました(笑)」と、アニメーションの制作・演出、アートディレクションを務めた青池監督が茶々を入れる。2人のゆるい掛け合いは、作品の主人公ロペとアキラ先輩さながらで、何度となく会場に集まったファンたちの笑いを誘った。
従来はほとんどのキャラクターの声を、声優として1人で担当していた内山監督は、バカリズムやふかわりょう、LiLiCo、ピーエル瀧、ジョージら劇場版らしいゲスト声優の参加を振り返りながら、「いつもは暗い部屋で1人で録音していたのに、今回は多数の皆さんが参加してくださって、笑いの間がこんなにも広がっていくんだと楽しめました」と述べ、すでにアキラ先輩の姉役で声優参加していたAKBの篠田麻里子の演技を絶賛。内山監督が「完全にキャラクターを分かっていて、どのテイクを使ってもいいくらい。“キター!”って思いましたね」と話せば、青池監督は「アニメ制作スタッフの中に、篠田さんの厳しめの(口調の)セリフばかりを、ずっと繰り返し聞いていたヤツがいましたよ(笑)」と明かしていた。
「映画『紙兎ロペ』 つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」は、東京の下町を舞台に、紙で作られた紙兎の高校生ロペと、その先輩でべらんめえ口調の紙リス・アキラ先輩が夏休み最後の1日(ラスイチ)を満喫しようと繰り広げる一大騒動を、ゆるいギャグとどこか懐かしさを感じさせる世界観で描いていく。5月12日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ