サンドウィッチマン、TVアニメ声優でアフレコ初共演

［映画.com ニュース］　お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が、4月スタートのテレビアニメ「GON-ゴン-」で、声優としてアフレコ初共演を果たしていることがわかった。富澤たけしは映画「とある飛行士への追憶」以来2度目の声優となるが、伊達みきおは今作で初めて声優に挑戦する。

ふたりは昨年、宮城・気仙沼でのロケ中に東日本大震災が発生し被災。その後、“東北魂”を掲げ地元復興支援のために精力的なチャリティ活動を展開している。今年1月には伊達に第1子が誕生し、そろって父親になったふたりが、原作の世界観を残しつつファミリー層が楽しめるように新たにキャラクターイメージを構築した今作に参加した。

原作は、全世界で120万部以上を売り上げた田中政志のコミック。恐竜でもモンスターでもない正体不明の生物“GON”が本能のままに暴れ、周囲の動物たちを大騒動に巻き込むドタバタ劇。

島の誇り高き指導者“リーダー”役に臨んだ富澤は、「家で練習していると子どもが見ているのですが、アニメには夢を持っていて欲しいので自分が声優を演じているということは隠していたいですね」と話す。一方、伊達は1、2話でちょっと間抜けは“ヌー”、3話では強い“ワシ”の声を担当。「いろいろな役をやらせていただいているので、今後僕の声がどこで聞こえてくるか、注目してください。 いなくなってるかもしれないですが（笑）」とコメントを寄せた。

また、人気子役の加藤清史郎が、アニメの主題歌に初めて挑んでいることも話題になっている。

「GON-ゴン-」は、4月からテレビ東京系6局ネットで全国放送。