アニソンGP優勝の鈴木このみ15歳がプロデビュー「目標はMay'nさん」

［映画.com ニュース］　昨年10月に開催された「アニマックス 第5回全日本アニソングランプリ」で優勝した鈴木このみが2月24日、東京・港区のソニー・ピクチャーズエンタテインメント竹芝本社でプロデビュー会見を行った。鈴木は4月からアニマックスで放送される新作アニメ「黄昏乙女×アムネジア」のオープニング主題歌「CHOIR JAIL（クワイア ジェイル）」を4月25日にリリースする。

大阪生まれの15歳。幼少期から歌とダンスを学び、ミュージカル「赤毛のアン」でアン役を務めた経験をもつ。昨年度のアニソングランプリで、過去最多となる1万223組の応募者の頂点に立ち、プロデビューのチャンスを手にした。「優勝をきっかけに、初めての経験をたくさんさせていただいている。これからも、いろんな形でたくさんの人に会えるのが楽しみ。私自身、大きく成長したいので、よろしくお願いします」と初々しく抱負を語った。

初のレコーディングは「厳しかった」といい、「でも、一緒にレコーディングを進めながら、楽曲に対する愛情が伝わってきた」。目標にするアーティストはMay'nだといい「先日、初めてライブを見せていただき、衝撃を受けた。あんな風に歌えたら」とせん望のまなざし。「私も人の心に残る歌を歌い続けたい」と決意を新たにした。

関係者によると、4月から高校に進学し、学業とアーティスト活動の両立を目指すという。3月24日には福島県・郡山市民文化センターで行われる「アニソンライブ＆トーク in 福島」で喜多修平、HIMEKA、佐咲紗花、河野マリナら歴代のアニソングランプリ優勝者と共演する。