「アーティスト」に出演の俳優犬が引退　弟が引き継ぎ

写真：Photoshot/アフロ

［映画.com ニュース］　ハリウッド映画で俳優犬として活躍しているジャック・ラッセル・テリアのアギー（Uggie）が、近いうちに引退することになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

動物シェルターにいたところをアニマルトレーナーに救い出されたアギーは、その後、ドッグショーやCMを経て映画出演を開始。最近では、「アーティスト」で主人公の相棒として名演技を披露しているほか、「恋人たちのパレード」にも出演している。

しかし、アニマルトレーナーでオーナーのオマー・フォン・ムラー氏によれば、昨年から原因不明の痙攣（けいれん）を起こすようになり、神経系の病気を患っていることが発覚。映画出演に際しては、1日15時間の労働を強いられることもあるため、今年のアカデミー賞授賞式への出演を最後に引退させることにしたという。

なお、アギーにはダッシュという弟がいるため、今後はダッシュが映画出演をこなしていくことになるという。