デ・ニーロ初の伊映画 「昼下がり、ローマの恋」予告編が公開
2011年12月24日 16:00
[映画.com ニュース] ロバート・デ・ニーロがイタリア映画初出演を果たし、モニカ・ベルッチと共演した恋愛映画「昼下がり、ローマの恋」の予告編がこのほど公開された。
ローマのアパートに暮らす3組の男女の恋愛を描くラブストーリー。ひとつひとつの物語がつながりながら、それぞれの世代ごとに独身の主人公のセンチメンタルな人生を語る。デ・ニーロが演じるのは、心臓移植手術をしたばかりのアメリカ人の元歴史教授エイドリアン。独り身でローマに移り住み、穏やかな生活を送っていたものの、アパートの管理人の娘ビオラ(ベルッチ)と恋に落ちてしまう……。「イタリア的、恋愛マニュアル」のジョバンニ・ベロネージ監督がメガホンをとる。
エイドリアンはアメリカ人という設定ながらも、本編のせりふはほとんどイタリア語。デ・ニーロは「ゴッドファーザーPARTII」の撮影時にシチリアで覚えたという、吹き替えかと思わせるほど流ちょうなイタリア語を披露している。
予告編では、デ・ニーロほか登場人物たちの恋模様が人間らしい喜怒哀楽とともに映し出され、恋愛を楽しみながら人生をおう歌する姿が描かれている。
「昼下がり、ローマの恋」は2012年2月、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。