Perfume「モテキ」で銀幕デビュー！　森山未來とダンス

(C)2011映画「モテキ」製作委員会

［映画.com ニュース］　人気テクノポップユニット「Perfume」が、森山未來の主演作「モテキ」で銀幕デビューを果たしていることがわかった。ドラマ版では、森山扮する主人公・藤本幸世がPerfumeの「Baby cruising Love」に合わせて踊りだすダンスシーンが大きな話題を呼んだが、今回は同楽曲にのってPerfumeの3人もスクリーンを彩る。

累計発行部数160万部を誇る久保ミツロウの人気漫画を、昨年、森山主演でドラマ化し深夜枠ながら高視聴率をマークした。映画では、久保自らがオリジナルストーリーを書き下ろし。ニュースサイトのライターとして正社員になった幸世は、相変わらず金なし夢なし彼女なし。しかしある日、モテキが到来しタイプの異なる4人の女性（長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子）に翻ろうされる日々をおくるようになる。

ロケ当日は、珍しくやってきた恋に浮かれる幸世が、その気持ちをミュージカル風に見せるシーンを撮影。森山はPerfumeの4人目のメンバーになりきり、完全に溶けこんだ。Perfumeは、「ドラマの『モテキ』で曲が流れているという噂は聞いていましたが、出演までできて本当にうれしいです。スタッフの方も曲を愛してくれている方ばっかりで、本当に温かい雰囲気の現場で楽しかったです」と振り返る。

映画初出演となったが、「自分たちの楽曲を未來さんと一緒に踊れるということで、緊張というよりも楽しくできました」と自然体。幸世のようなサブカルチャー好きの草食系男子については、「大歓迎です♪　素敵だと思います。幸世みたいな人がPerfumeの曲を聞いてくださっていることも多いと思いますし、ライブにも来て熱い視線と声援をおくってくださっています」と話した。

奇跡のコラボレーションを果たした森山は「当日、現場のスタッフの“ふわふわ”具合といったらハンパなかったですね。みんなうれしすぎて変なテンションになっていました」と笑う。当初はPerfumeが踊っているのを後ろで見ているという演出だったそうだが、「『4人目にならせてください！』という気持ちで、ダンスに参加させてもらえるようにお願いしました」と述懐した。

「モテキ」は、9月23日から全国で公開。