常盤貴子、岡本太郎展に「爆笑ですね」
2011年3月7日 18:13
[映画.com ニュース] 女優の常盤貴子が3月7日、東京・千代田区の東京国立近代美術館で8日から開催する「生誕100 岡本太郎展」開会式に出席した。ひと足先に本展を鑑賞した常盤は、「爆笑ですね。太郎さんの作品は心を温かくしてくれるもの。みなさんも、アートを見るのではなく芸術しに来てください」と呼び掛けた。
現在放送中のNHKドラマ「TAROの塔」で故岡本太郎さんの生涯のパートナー・岡本敏子さんを演じている常盤は、「今は日本で1番岡本太郎が好き」とすっかり役に入り込んだ様子。太郎にとって「敏子さんの存在が大きかった」と話す常盤は「(ドラマに出演して)気付いたのは、出会いが1番身近なアートだということ。太郎さんにとって最大の作品は敏子さんとの出会いだったのでは」としみじみ語った。
常盤は09年10月に劇作家の長塚圭史と結婚。同じく芸術家を支えた敏子さんについては「ハッピーな方。ものをつくる人間のそばにこんな人がいたら、男の人は毎日頑張っちゃうなって思います」と、笑顔で話していた。
ドラマ「TAROの塔」は、太郎さんの生誕100年企画として、映画「風が強く吹いている」の大森寿美男監督が脚本を執筆。太郎さんの生涯を初めて映像化した。
「生誕100 岡本太郎展」は5月8日まで開催。常盤は館内で貸し出される、音声ガイド(有料)でも敏子役として作品をナビゲートする。