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キャメロン監督が映画化に動いた広島・長崎の原爆体験記が出版中止!

2010年3月2日 17:37

疑惑は真実か?「アバター(2009)」

疑惑は真実か?
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[映画.com ニュース] 「アバター」が全世界で大ヒット中のジェームズ・キャメロン監督が、1月に映画化権を獲得していた広島と長崎への原爆投下にまつわるノンフィクション本 「ザ・ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(原題)」の出版が中止された。

キャメロン監督の「タイタニック」「アバター」の科学コンサルタントでもある、科学者で作家のチャールズ・ペレグリーノが執筆した同作は、被爆者と米軍パイロットへの取材をもとに原爆投下後の様子をまとめたもので、広島と長崎の両方で被爆した山口彊(つとむ)さんの体験が重要な部分を占めている。山口さんは、1月4日に93歳で亡くなった。キャメロン監督は、「アバター」のプロモーションで昨年12月に来日した際、自らの希望でペレグリーノとともに長崎の病院に入院中だった山口さんのもとを訪れていた。

出版を予定していたホルト・ヘンリー社によれば、中止の理由は「文中に登場する人物が実在したかどうかなどの問いに、ペレグリーノが答えられないから」だという。

ペレグリーノは、1週間前に「広島に原爆を投下したB29爆撃機エノラ・ゲイに乗っていた」と証言してインタビューを受けた男性が、ウソをついていたことを認めていた。同社は、その部分を改訂して出版するとしていたが、その後の調査で別の2人の登場人物が実在していたかどうかも疑わしいことが分かった。

さらに、ペレグリーノの経歴詐称疑惑も浮上。ペレグリーノは、ニュージーランドのビクトリア大学で博士号を取得したと自身のウェブサイトにも明記しているが、AP通信が同校に問い合わせたところ、そのような事実はないという。

同書は1月に発売され、すでに1万8000部が発行されている。ホルト・ヘンリー社は、購入者の払い戻し希望に応じるとしている。キャメロン監督は、これまでにペレグリーノの著書数冊に紹介文を寄稿していた。

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