マット・デイモンが15キロ増量で臨んだブラック・コメディ : 映画ニュース

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マット・デイモンが15キロ増量で臨んだブラック・コメディ

2009年12月4日 17:27

憎めない“天然詐欺師”を好演「インフォーマント!」

憎めない“天然詐欺師”を好演
(c)Kazuko Wakayama
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[映画.com ニュース] 5回目のコラボレーションとなるスティーブン・ソダーバーグ監督とマット・デイモンの新作「インフォーマント!」。題名は内部告発者の意味で、90年代にアメリカで起きた実際の事件を基にしたものだ。社内の価格操作に加担する若き重役が、FBIに実態を密告。クールなスパイを気取ったかと思えば、口から出任せの情報で天下のFBIを翻弄し、頭がいいのか天然ボケなのかさっぱり分からない、まさに「!」な主人公を描いたブラック・コメディである。監督のイメージに従い15キロも体重を増やして、憎めない“天然詐欺師”を演じたマットは、こう解説する。

「ふつうならシリアスなドラマにするところを、スティーブンはコメディにこだわった。実際この主人公の“わけの分からなさ”は道理を超えて笑わずにはいられない。嘘の上ぬりでだんだん収集がつかなくなっていく彼の人生は悲哀に満ちているけれど、やっぱり観客にとっては可笑しいものだ。『俺は007の2倍知的だから、0014なんだ』なんて言ってのけるんだからね(笑)」

私生活でも友人同士であるソダーバーグについては、賛辞を惜しまない。

「僕は同じ監督と何度もやるのが好きなんだ。特にスティーブンの監督スタイルはとても柔軟。どんなタイプの作品にするかは明確にあるけれど、ストーリーボードも作らず現場のパプニングやアイデアを積極的に生かして行く。ものすごく撮影が早くて決して予算をオーバーしないし、あらゆる製作段階のすべてに関わっている。彼と仕事をするたびにたくさんのことを学ばせてもらっているよ」

オーソン・ウェルズはかつて、「俳優というものはいささか嘘つきで、いささかマジシャンだ」と語ったが、マット自身はどうなのだろうか?

「嘘の種類にもよるね。確かなのは、俳優は自分がやっていること、言っていることを信じなければならない。でもふだんの生活において嘘をつくことが必要かどうかはケース・バイ・ケースだな(笑)」

恋愛関係で女性を誘惑する場合に嘘を使ったことは? 「そんな手段はこれまでまったく考えたことがないよ(笑)」

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