「2012」が早くもTVシリーズ化?舞台は2013年に
2009年11月6日 16:48
[映画.com ニュース] 「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督が、再び地球滅亡の危機を描いた「2012」(11月21日公開)。11月3日、米ロサンゼルスで行われた同プレミアに出席したエメリッヒ監督が、米エンターテインメント・ウィークリー誌の取材に答え、すでに同作のTVシリーズ化に着手していることを明らかにした。
映画は、「2012年12月21日に地球が滅亡する」という古代マヤ文明の予言が現実となる世界で、愛する者を救おうとする人々の姿を壮大なスケールで描くもの。一方、TV版の舞台は2013年の世界。エメリッヒ監督は、「地球の再生をテーマに、生き残った人たちを主人公にした」映画の後日談をTVシリーズで展開したい意向があることを明かした。
今回、TV化を望むエメリッヒ監督にとって好都合なのが、「2012」の製作総指揮にあたったマーク・ゴードンが、TVの世界でも「グレイズ・アナトミー」や「クリミナル・マインド」といった大ヒットシリーズのプロデュースを手がける人物であることだ。噂では、ゴードンはすでにTVドラマ「2013」の構想に関して米ABCと交渉に入っているそうで、「来年『LOST』が終了すると、ABCにはディザスター関連の番組がなくなるからね」と意味深長なコメントを残している。