キーラ・ナイトレイが「マイ・フェア・レディ」リメイクに主演!

2008年6月9日 12:00


コスチューム劇の女王
コスチューム劇の女王

[映画.com ニュース] コロンビア・ピクチャーズが6月6日、1964年度アカデミー作品賞を受賞したオードリー・ヘプバーン主演のミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」(ジョージ・キューカー監督)の再映画化を発表。オードリーが演じた花売り娘イライザ役に、キーラ・ナイトレイが決定した。

オリジナル版は、ロンドンの下町コベントガーデンで花を売っていたイライザ・ドゥーリトルという少女のひどいコックニー訛りに目を付けた言語学者のヘンリー・ヒギンズ教授が、彼女に正しい発音とレディとしてのマナーを身に付けさせるという物語。56年のブロードウェイ版ではジュリー・アンドリュースレックス・ハリソン、64年の映画版ではヘプバーン&ハリソンで演じられた不朽のミュージカル(作詞・脚本アラン・ジェイ・ラーナー&作曲フレドリック・ロウ)。

今回のリメイク版は、ダンカン・ケンワーシー(「ラブ・アクチュアリー」)とキャメロン・マッキントッシュ(舞台版「オペラ座の怪人」)がプロデュース。ストーリーは原作のジョージ・バーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」を基に書かれ、ロンドン各所でロケ撮影される作品になる。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」3部作で知られ、「プライドと偏見」「つぐない」「シルク」に主演したキーラは、今年公開されるレイフ・ファインズ共演の「ザ・ダッチェス(The Duchess)」(9月5日英国公開)、シエナ・ミラー共演の「ジ・エッジ・オブ・ラブ(The Edge of Love)」(6月20日英国公開)の2本の主演作ともコスチューム劇。特に、ウェールズの伝説的詩人ディラン・トーマスの愛人ベラ・フィリップスを演じる後者では素晴らしい歌声を披露しているだけに、オードリーのように“吹き替え”ということはなさそうだ。

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