タランティーノ監督の次回作は、噂の第2次大戦もの戦争映画!
2008年5月28日 12:00
[映画.com ニュース] 第61回カンヌ国際映画祭を訪れ、特別講義をしたクエンティン・タランティーノ監督が、現地でTVインタビューを受け、「キル・ビル3」の製作が噂になっていることについて真偽を聞かれて、次回作の内容を漏らした。
「今、取りかかっている次回作は、第2次世界大戦もの映画だ。ちょうど脚本が終わったばかりなんだが、万事うまく運べば、来年の今頃はカンヌに持って来られるよ。『イングローリアス・バスターズ(Inglorious Bastards!)』だ」
直訳すると「不名誉なならず者たち」。同監督がここ5年間ほど、映画化を切望していた企画で、ナチスドイツ占領下のフランスを舞台に、軍の前科者たちが決死の作戦に挑むという、タランティーノ版「特攻大作戦」(67年、ロバート・アルドリッチ監督)といった趣の痛快戦争映画だ。「レザボアドッグス」のマイケル・マドセンやティム・ロスの出演も噂される。完成は監督の言葉通り、来年のカンヌ開催期にあたる09年5月予定。