「デス・レース2000年」リメイク版はジェイソン・ステイサム主演
2007年4月24日 12:00
75年のロジャー・コーマン監督作「デス・レース2000年」を、トム・クルーズ製作、ユニバーサル・ピクチャーズ配給でリメイクする「Death Race」に、「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムが主演することになった。米業界紙ハリウッド・レポーターが報じたもの。
デビッド・キャラダインとシルベスター・スタローンが主演したオリジナル版「デス・レース2000年」は、武装したレースカーで走行中に人を殺してポイントを稼ぎながら、ニューヨークからロサンゼルスまでアメリカを横断するという“殺人レース”を描いたもの。もともとはトム・クルーズが自身の製作プロダクション、クルーズ/ワグナー・プロダクションとパラマウントとの間でトム主演作として再映画化の企画を進めていた。しかし、昨年夏にパラマウントの親会社であるバイアコムのサマー・レッドストーンCEOが、パラマウントとクルーズ/ワグナー・プロダクションとの契約を打ち切ったため、ユニバーサルのもとで仕切り直しとなった。
「バイオハザード」「エイリアンVSプレデター」のポール・W・S・アンダーソンが監督・脚本を務め、アンダーソン監督の製作会社インパクト・ピクチャーズとクルーズ/ワグナー・プロダクションが共同製作。オリジナル版の監督ロジャー・コーマンも製作総指揮として参加し、今夏遅くか初秋に撮影を開始する。