ミュージカル「スパイダーマン」がブロードウェイへ進出！

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アビ・アラド率いるマーベル・スタジオが、「スパイダーマン：ザ・ミュージカル（仮題）」でブロードウェイ進出を計画していることが明らかになった。信憑性が高い業界紙ハリウッド・レポーターが報じたもので、まだ正式なタイトルは決まっていないが、何と演出家候補には、ブロードウェイ版「ライオン・キング」を手がけ、トニー賞を受賞したジュリー・テイモアの名前が挙がっている。さらに、U2のボノとエッジがこの舞台版のために新しい楽曲を提供するようだ。近くオーディションが行われ、夏の間、読み合わせなどが行われるスケジュールだという。ブロードウェイでのオープニング日はまだ明らかにされていない。

マーベルのスーパーヒーローがブロードウェイのミュージカルになるのは史上初のこと。だが、ストレートプレイとしてはDCコミックのヒーロー「スーパーマン」が66年にアルビンシアター（現ニール・サイモン・シアター）で上演されている。「鳥だ、飛行機だ、スーパーマンだ」の名フレーズが使われたが、残念ながら批評は散々で、わずか数カ月で打ち切りとなった。ちなみに、そのフレーズ（日本語吹替え版の声は大平透）が有名になったTVシリーズでスーパーマンを演じたジョージ・リーブスの数奇な死を描いた映画「ハリウッドランド」は、リーブスの命日にあたる6月16日に日本公開される。