少々お疲れモード。織田裕二&柴咲コウ主演「県庁の星」
2005年11月22日 12:00
今年9月に発売され、売れ行き好調の公務員小説「県庁の星」(桂望実・著、小学館・刊)が映画化される。県庁のキャリア官僚とスーパーの店員との交流を描く痛快ドラマだが、現在撮影中の本作の製作発表会見が、11月20日、東京・成城の東宝スタジオで行なわれ、主演の織田裕二、柴咲コウ、西谷弘監督の3名が出席した。
「踊る大捜査線」の青島刑事役がすっかり定着している織田だが、今回は打って変わって県庁のお堅いキャリア官僚役。一方、出演作のほとんどがヒット作となっている人気女優・柴咲は、三流スーパーのパート店員という超地味な役どころに挑戦している。演じるにあたって参考にしたものは何かと問われた柴咲は、「バイトしたこともあるし、レジ打ちもやったことがあるので」と意外に庶民的な過去を披露。また、お互いの印象について聞かれると、織田は「女優です」とシンプルに一言。それに対し柴咲は、「想像していた以上に真面目で、すごく紳士な方です」とコメントした。
撮影の際に気にかけている点を尋ねられた西谷監督は、「キャストとスタッフの体調(笑)。それに尽きます」との答え。多忙な撮影の合間を縫っての会見だったため、3人とも少々お疲れの様子だった。「県庁の星」は06年2月25日公開。