「スウィングガールズ」上野樹里は、猫をかぶったお嬢様?
2005年2月22日 12:00
根っからの庶民派ながらも、猫をかぶって由緒正しきお嬢様学校“聖ミカエル学園”に通う3人の女学生を描いた川原泉の人気少女漫画「笑う大天使(ミカエル)」(白泉社刊)が映画化されることになり、現在、長崎のハウステンボスで撮影が進められている。2月19日、その撮影の合間を縫い、主演の上野樹里、関めぐみ、平愛梨らが取材に応じた。
ヨーロッパの寄宿舎学校を思わせる学園を再現するため、ハウステンボスでのオールロケを敢行している本作。上野は「観光客がいるため、飛び飛びで撮影しなくてはならないけど、シーンごとに気持ちが繋がるように集中して臨んでいます」と感想を述べた。また、主演3人は“お嬢様”を演じるために礼儀作法の講座も受けたそうだが、平は「お嬢様と言っても“猫をかぶった”お嬢様役なので、本当は庶民派。だから素に近いところがあります」と語った。
本作は、お嬢様を狙った誘拐事件に挑む3人の活躍をみせる“お嬢様ハイパーアクションコメディ”と銘打ち、VFXやワイヤーアクションも取り入れられるそう。「撮影はまだ半分くらいですが、CGが入ってスゴイ作品になると思います」(関)。今夏クランクアップで、06年に公開予定。フレッシュな若手女優の活躍にも期待したい。