「007」迷走中。次回作で初心に帰るのか?
2005年2月8日 12:00
MGMは、現在準備を進めている007シリーズ第21作目のタイトルを「007/カジノ・ロワイヤル」と発表した。「007/カジノ・ロワイヤル」は、007の生みの親であるイアン・フレミングが執筆したジェームズ・ボンド・シリーズの第1作で(創元推理文庫・刊)、67年に一度映画化されたものの、ウッディ・アレンやピーター・セラーズらが登場するパロディ映画となっていた。数年前にクエンティン・タランティーノ監督が、原作に忠実な「カジノ・ロワイヤル」の映画化を提案していたが、プロデューサー側はタランティーノの監督案を却下。しかし、アイデアだけは頂いた模様。監督は「007/ゴールデン・アイ」「マスク・オブ・ゼロ」のマーティン・キャンベルが務める。
06年公開予定だが、いまだに新ジェームズ・ボンド役は決まっていない。