ディズニー会長が辞任!喜ぶのは誰?
2004年9月14日 12:00
ディズニーの会長でCEO(最高経営責任者)であるマイケル・アイズナーが、06年9月の契約満了をもって辞任すると発表した。映画部門の不振やアニメ部門の大幅なリストラ、強引な手法でピクサーやミラマックスなどとの関係悪化を引き起こすなど、そのワンマンな経営ぶりには社内や株主のあいだで批判の声が高まっていた。しかし、アイズナー自身は、今回の決定について「自主的なものであり、現況とは無関係だ」と語っている。果たして、この人事をもっとも喜ぶのは誰だろう? ミラマックスのワインスタイン兄弟か、ピクサーのスティーブ・ジョブスか、はたまたドリームワークスのカッツェンバーグか。いずれにせよ、ディズニーも大きな曲がり角に差しかかっているようだ。