石原都知事も来場。「宣戦布告」完成披露
2002年9月10日 12:00
小泉首相の訪朝を間近に控え日朝関係がクローズアップされる中、北朝鮮を想像させる架空の国との戦闘に直面する日本を描いた問題作「宣戦布告」の完成披露試写会と会見が、9日、丸の内東映にて行われた。当日は、東京都知事の石原慎太郎氏、前ペルー大統領、アルベルト・フジモリ氏らが来場し、政治家の関心度の高さを伺わせた。
会見と試写会の舞台挨拶に立った主演の古谷一行は、「日本の首相役は、長年俳優をやっていてもなかなかやれない」と充実した面持ち。完成から長く日の目を見なかった同作ついて「とにかく公開が実現したのが本当に嬉しい」と語った。
ところで、気になる石原都知事のご感想だが、日本の危機管理の甘さが露呈する内容だっただけに、ご満悦とはいかなかったそうな。10月上旬より、渋谷東急3ほかにて全国ロードショー。