宣戦布告

劇場公開日:

解説

突然の有事に対する日本政府の対応を、リアルにシミュレートしたポリティカル・サスペンス。監督は「イコン伝説 追憶のエルミタージュ」の石侍露堂。麻生幾による同名小説を基に、小松與志子と石侍監督が共同で脚色。撮影を「突入せよ! あさま山荘事件 THE CHOICE OF HERCULES」の阪本善尚が担当している。主演は「残 ZANKYO」の古谷一行。

2002年製作/105分/日本
配給:東映
劇場公開日:2002年10月5日

ストーリー

200X年、福井県敦賀半島に北東人民共和国の潜水艦が座礁。艦内から特殊武装した戦闘員が上陸し、夜の闇に姿を消した。この事態に、時の首相・諸橋揆一郎は警察力で対応しようとするが、民間人の犠牲者が出るに至って、遂に自衛隊出動を決意する。ところが、様々な法令に阻まれ思うような戦闘が出来ない。そんな中、自衛隊出動を日本の”宣戦布告“と受け取った北東人民共和国が、核ミサイル発射態勢に入ったとの情報が流れた。首相官邸の危機管理センターに、周辺国に緊張が走る。と突然、共和国軍が発射態勢を解除した。実は、内閣情報調査室長・瀬川が流した「アメリカが北の首脳部を爆撃する」と言う偽情報がすんでのところで功を奏したのだ。こうして日本の危機は回避されるが、その後、諸橋首相は一切の責任をとって辞任するのだった。

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スタッフ・キャスト

監督
脚色
小松與志子
石侍露堂
原作
麻生幾
製作
石侍露堂
プロデューサー
増田久雄
和田康作
撮影
阪本善尚
美術
福澤勝広
装飾
湯澤幸夫
音楽
礒金俊一
岩渕一真
二本柳一明
音楽スーパーバイザー
米村武
音楽プロデューサー
石川光
録音
中村淳
音響効果
柴崎憲治
照明
大久保武志
編集
川島章正
衣裳
富樫昇
選曲
薄井洋明
アソシエイト・プロデューサー
徳山雅也
製作担当
久家豊
監督補
崎田憲一
助監督
酒井直人
スクリプター
中田秀子
スチール
原田大三郎
特殊効果/操演
羽鳥博幸
宇田川幸夫
高見澤利光
CGプロデューサー
小林謙一
CGディレクター
毛利陽一
造形
松井祐一
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映画レビュー

2.0日本の本土防衛は盤石である。

2022年8月27日
PCから投稿

最終兵器を沿岸に50余り、並べてあるからである。こんな国はどこにもない。福島原発が起き、その後1週間以内に5000人の中国人が新潟空港から帰国した。と、聞いたことがある。国土が占領されるようであればこの兵器を順次使えばよい。
この状況を政府関係者が認識してさえいれば自ずとどんな有事の際にも速やかな対応がなされるはずだろう。例え、北鮮工作員からの攻撃があり、自衛隊を出動させ鎮圧させることが宣戦布告と捉えられミサイル攻撃を受けたとしても国土占領は不可能だと思う。
日本の現状防衛力を認識理解できない政治家が余りにも多すぎることを切実に感じさせる映画だった。

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はる

2.0初動の対応がお粗末すぎませんか・・。

2022年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

4.5憲法9条では国に守れない事実を見ました!

2018年1月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

自衛隊が万一出動しても反撃できず殺されるだけ、政治家の事なかれ主義、現在の中韓や北朝鮮の問題がかなりダブって見えました。
マスコミの無責任さや北〇鮮を思わせる敵国のハニートラップ等による情報収集や工作員達が我が物顔で工作活動をしていること。このままの日本でいいのでしょうかと考えさせられました。

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