リドリー・スコット、今年のオスカーでリベンジなるか?
2001年11月6日 12:00
「ギャング・オブ・ニューヨーク」の公開延期で、ますます候補作が少なくなった今年のアカデミー賞レースに、来年3月に公開予定だった戦争映画「ブラックホーク・ダウン」が名乗りをあげた。年内にニューヨークとロサンゼルスのみで限定公開し、アカデミー賞の出品資格を得ようというものだ。同作は93年のソマリア紛争を描いた同名のノンフィクション(マーク・ボーデン著)の映画化で、ユアン・マクレガー、ジョシュ・ハートネット、トム・サイズモアらが悲劇のアメリカ兵を演じる。監督は「グラディエーター」で監督賞を逃したリドリー・スコット。プロデュースは、「パール・ハーバー」「60セカンズ」のジェリー・ブラッカイマーだ。アメリカ配給はウィル・スミス主演の「Ali」(マイケル・マン監督)も抱えるソニー・ピクチャーズ。