ティム・バートンも期待? 「メトロポリス」記者会見

2001年4月10日 12:00


(左より)大友克洋氏、りんたろう氏
(左より)大友克洋氏、りんたろう氏

50年前に描かれ「鉄腕アトム」の元となった手塚治虫のコミックスを、「AKIRA」の大友克洋が脚色し、「銀河鉄道999」のりんたろうが映画化したことで注目を集める「メトロポリス」。6月の公開を前に初お披露目となった4月4日のスペシャル・プレビューを終えて、4月6日、東宝本社(東京・有楽町)にて大友とりんたろうが記者会見を行った。「メトロポリス」は未来都市“メトロポリス”を舞台に、自分自身をロボットとは知らない少女、ティマが主人公となる物語。映像不可能と言われたこの作品を原作に選んだことに関して、大友は「手塚さんが生きていたら嫌がられたかもしれないが(笑)、どうせなら初期の一番濃い手塚作品を作りたかった」とコメント。また、5年の歳月を経てようやく完成した本作の出来については「スケール感があり、完成度が高い。あと2、3回は観たい」(大友)、「無謀な企画だったが、狙い通りの作品になった」(りんたろう)と両人とも自信のほどをうかがわせた。

なお本作は、手塚アニメに影響を受けたティム・バートンやデイズニー・スタジオのアニメーター、さらには大友克洋の大ファンであるジェームズ・キャメロンリュック・ベッソンらに向けた海外での試写会も予定されているという。

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