劇場版ブルーロック EPISODE 凪のレビュー・感想・評価
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お互いのクソデカ感情に悶える
アニメ視聴済み漫画勢です。率直に言います。初めの何分かは惹き込まれません。既に見た回想、ベタな展開。残念ながらクスッとできるシーンがありません。
ブルーロックに招待されてから見所が増えてきます。凪が玲王とした「約束」が最初から最後まですれ違っているのがポイントです。
完結に言うと凪の玲王に対するクソデカ感情と玲王の凪に対するクソデカ感情の解釈違いが起きていてとても良いなと思いました。
変わっていく凪、立ち止まる玲王。
この部分は深く掘り下げられていないので漫画やアニメを見返す事をお勧めします。
1人だった凪に声を掛け、夢を追う玲王。
「最後まで一緒にいてね」世界一になってもならなくても玲王が隣にいる事を望んでいる凪。
もどかしくて愛おしい。そんな応援したくなる2人です。
すべての人間が天才にはなれない、だが、答えを出すのは他人の評価か自身なのか、
アニメは少し見たのですが、これは続きが気になる、リアルタイムで観るのは疲れると思ってしまい中途です、原作もですが、この映画を観て気になりました。
無気力で何もをするのもだるい、面倒という人間がサッカーに関わることプレイすることによって変わっていくのですが、キャラクターが皆、個性的です。
エゴイストでなければいけない、一見、。めちゃくちゃ、狂っている、サッカーは個人競技ではないという意見もあるでしょう。
でも、ブルーロックには、そんなことは無視です。
世界一のストライカー、たった一人、誰もが夢見るでしょうが、皆がなれるわけがない。
一緒にサッカーをしようとバディになった二人、順調な滑り出しで勝利を重ねていきますが、それは永遠に続くわけではない。
現実に直面し、別れて、でもいつかは一緒に、そんな未来が見えるのか、現実に思えるのか。
天才は自分以外の存在を知って前を向いていく、でも、それができない人もいると思うのです。
サッカー漫画、でも、今の現実と重なって、観ているとメンタルをやられる人いると思いますが、自分は楽しめました。
我儘、自分のことだけ考える、エゴイスト、でも、そうでなければ頂点に立てない、行けない、自分の目指す場所へ行きたいと思うなら人は誰よりも貪欲にならなければいけないのかと思ってしまいました。
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