碁盤斬りのレビュー・感想・評価
全5件を表示
囲碁を通して見えるもの
草彅剛さんや実力派キャスト、白石和彌監督が念願の初の時代劇ということで、発表時から楽しみにしていた作品、舞台挨拶つき完成披露上映会にて。囲碁を通して、様々な登場人物の生き様と、善悪とその裏側が見事に描かれていました。高潔で生真面目で融通のきかない浪人を草彅剛さんが演じていますが、あるきっかけで自身の冤罪とそこに隠された出来事を知ることでまさに、顔つきも言葉や声色もまるで別人のよう。狂気も感じる復讐の旅に出ます。脇も見事な俳優ばかりですが手代役の中川大志さんがとても良かった。娘役の清原果耶さんの清々しい美しさも゙素敵。そして何と言っても、やはり俳優草彅剛はすごかった。
碁盤斬り
オンライン試写で鑑賞。
白石和彌監督初の時代劇『リベンジ・エンタテインメント』とのことでバイオレンス感のある作品を想像していたのですが、良い意味で裏切られました。
「脚本や囲碁の白と黒のコントラスト、何より碁を打つ草彅さんの所作がとても美しく、これは美しい映画になる。初めてかもしれない、美しい映画を撮りたいと思ったのは」と白石監督。
その思いが冒頭から感じられ、華やかな江戸の街並みと、四季を通して碁を打つ姿、光源にこだわった照明がとても美しかった。もちろん、後半はこれぞ白石監督と言うシーンもあり引き込まれます。
主演の草彅さんの目の演技が本当に素晴らしく、格之進の実直でこうと決めたら曲げられない武士の誇りを感じながら、父と娘がお互いを思う気持ちが切なく、これは世界にも羽ばたける作品だと。
そしてキャストの皆さん一人一人の役が際立っていて、そこもとても素晴らしかった。大切な人のことを思いながら皆必死で生きているんだと…。
とにかく、この作品は劇場の大きなスクリーンで見るべき映画です。
愛と感動のリベンジ・エンタテインメント!
オンライン試写会にて鑑賞。
古くさくない、だけど本格的な時代劇です。
復讐の炎と娘の献身。そこに囲碁という一度置いたら二度と碁石を動かせない真剣勝負のゲームを絡めた、復讐と愛と友情の「愛と感動のリベンジ・エンタテインメント」です。
俳優たちのそれぞれの役にピタッとはまっている演技ぶりにぐっと世界に引き込まれます。また京都の職人的な映画人たちが作りこんだ美しいセット。住人の精神性とあった住まいや町の賑わい、ご近所での集まり。四季の移ろいを象徴的に表しながら月日の流れをみせる演出。シーンの心情に沿った音色。そして、復讐の緊張と親子愛、友情。それらがバランスよく品良くおさまり、129分、飽きることなく観続けられました。
笑わない清廉潔白な武士を草彅剛が。演技者として一皮向けたような迫力のお芝居があり、また落語の「柳田格之進」を題材にしてるだけにストーリーの緩急も魅力かと。
囲碁は知らなくても大丈夫。知ってたらドキドキが増すと思います。白石監督の醜い部分に肉薄するようなリアルな描写と暴力については少し控えめ。(でも期待通りありますよ!)
私だったら、やっぱり大きなスクリーンで没入しながら観たい映画です。5月17日公開、劇場で是非。
痛快リベンジエンターテーメント!
オンライン試写会で鑑賞。白石監督初の時代劇ということでえぐい感じかと思いきやいい意味で裏切られました。碁をうつシーンに品が漂い日本の四季をおりまぜた映像全てが美しい(監督も初めて美しい画をとらなきゃと思ったとか)もちろんいつもの白石監督のヒリヒリした感じの緊張感やリアル感も健在。ストーリーの序盤の静から復讐に燃え上がっていく高揚感!こちらの抑圧された感情も解き放たれスカっとする展開最高でこれはまさにリベンジエンターテイメント。草彅さんの怒りの演技、殺陣のシーン、見応え十分でスクリーンでみるべき映画です。
#ごばんぎり
#碁盤斬り宣伝部員
オンライン試写会にて鑑賞しました! 囲碁と時代劇どんな感じのストー...
オンライン試写会にて鑑賞しました!
囲碁と時代劇どんな感じのストーリーなのか気になっていて観ていたらとにかく囲碁は奥深ったな〜。
あとは草彅剛さん演じる格之進が大切な人のために戦っている姿がかっこよかったです!
終盤にある小泉今日子さんと清原果耶さんのシーンがとても印象的で感動しました🥲わたし的注目シーンです!
途中首斬りシーンなどもあるので苦手な人は目を瞑ることをおすすめします…本当に少しなのでそこまでグロくはないかなと!
ぜひ囲碁に興味ある方は公開日に観に行ってください!
全5件を表示