劇場公開日 2023年3月17日

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アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者のレビュー・感想・評価

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4.0常にupを目指す

2023年4月22日
Androidアプリから投稿

黒人にしては珍しい職業選択
差別激しい南部のご出身でここまでキャリア築くのは大変なご苦労が有ったと思う
人種差別や大統領選とか政治的なお話や、
教会が心の拠り所で黒人がお洒落して通っていた場だったという意外なエピソードも
祖母の教え(きれい好き、一流を目指す)が素晴らしい 一緒に働いていた人達は実際差別主義者にも出会ったんだろうけど良い影響の人が多くて育ちも環境も恵まれているように思えた ファッション詳しくないが意外な面々も登場
ディテイルにも拘ってお洒落に、すっかり忘れてしまっているよ
ファッション関係オネエキャラが多いのはこの方の伝統かな?

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ゆう

5.0誠実な人柄がわかる貴重なフィルム

2023年3月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

アンドレ・レオン・タリーって誰?写真を見ても誰か分からない人、Vogueを知らない人にとっては興味ないドキュメンタリーかもしれない。アナ・ウィンターのドキュメンタリーを見たときに、一緒に仕事をしている彼が強烈で、その存在を知った。でもファッション業界に限らない、生き方や主義を貫く素晴らしさをこの作品では見ることができる。
原題が「アンドレによる福音」この方立派なクリスチャンだった。Kirk Franklinのrevolutionが何度か流れ、彼のGospelとは革新的で型破りなのか?一見そう見える華やかな彼。
特別なセンス、高身長、外交的な性格、そして愛情深く思いやりがある、美しいものが好き。備わっている才能に加え、大変な努力でその地位を獲得したということが良くわかる。そして、とても信仰深い。これは彼の人間性の大きな基盤、「放蕩息子」を避ける言い回しがあり、クリスチャンならニヤリとするセリフ。今時なら、多様性だなんだと必ず出て来そうだが、彼は一切そういうことを言わない。恋愛をしている暇もなかった、と。アメリカ南部出身の黒人が世界のファッション業界で一目置かれる存在になるまで、差別や偏見は常に付き纏ったはずだがそれに反撃せず、自分を信じてやることをやってきた。屈辱を思い出し、うつむくシーンがあったが、それを飲み込んで仕事に突き進んだだけ。誠実で人を妬まず、愛情深い人の努力は実る。人との信頼関係、やはり重要なのはそこなのだ。そして自分が楽しめる、好きなものを纏おう。それが彼の福音だと感じることが出来る素敵な作品だった。

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まっちゃまる